ホームコンサート
今日ははるばる木津川という京都でもずいぶん南の方へお出掛けしてきました。
私がいつも習っているチェロの先生が出演されるコンサート。
通っている所とは別の教室ですが、ピアノ、フルート、バイオリン、ギター、チェロなど色々な楽器を教えておられる先生方の共演でした。
ピアノはクラシックだけでなくジャズ専門の先生もおられ、なんとこの度、そのジャズのおじさん先生と私のチェロの先生が本格的にデュオを組まれることになり、教室開講10周年と、ジャズ&チェロのお披露目も兼ねた会だったようです。
ジャズといえばやっぱりベースのイメージなので、チェロって珍しいなぁととても興味深かったのですが、基本はチェロも低音だし、特に違和感もなく自然な感じで、むしろ細かい動きがベースよりは可能だし、音域も広いのですごく素敵な組み合わせでした。「なんでもっとチェロがないんだろう?」って不思議なぐらいで。
曲はクラシック・ジャズ両方有り。それぞれも良いし、「これはどっち?」みたいな中間の曖昧な曲風や演奏もまた良い感じでした。
今日もいくつか新しい曲に出会い、
ヴィターリ作曲のシャコンヌにハマってしまいました。
同じシャコンヌでもバッハよりも古いそうで、時代的にはチェンバロ特有の、
ピアノのような音の響きが少ない時代の、音の細かさが生きた曲だそうです。
演奏はバイオリンとピアノで、何とも切なくて情熱的な感じで
本当に素敵でした。
やっぱりバロック音楽には妙に惹かれるものがあり、以前はパッサカリアにもハマっていた時も。楽器自体もチェンバロが大好きで興味もあり、
一度弾いてみたくて教室を探し、大阪まで体験レッスンに行ったこともあります。
あ~~なんだか書いてると、またいっぱいコンサートに行きたくなてきた (*≧∀≦*)
今までもこうして時々チェロの先生からコンサートにお声かけていだだいて、
たいてい行きやすい場所を選んでくださっているのかなという感じでしたが、
今回は珍しく遠方でした。最初お話を聞いたときは正直遠いなぁ・・って思ったけど、距離よりも内容でお声をかけてくださったのかなと思うと嬉しくて、
やっぱりたくさんの楽器やいろんなジャンルが聴けて楽しかったです。
一軒家のお家でのホームコンサートも初めてで、あれは約20帖ぐらいのリビングになるのかなぁ・・・? グランドピアノが2台、お客さんは30人ぐらいだったかな。演奏の先生方は最大10人一緒に出られ、もうぎゅうぎゅうではありましが、大きなホールとは違い、音も雰囲気も和やかに感じてとっても素敵なコンサートでした。
帰りは1時間1本しかないバスを逃してしまい、タクシーを呼んで駅まで向かった
閑静(すぎる)な住宅街。
でも遠いところまで行った甲斐がありました♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦